売るときの流れ

まずは媒介契約を不動産会社と結ぶ

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自分が所有している不動産を売却したいと希望する時には、現在居住しているところを引っ越して新たな建物に入るということをすることが多いでしょう。

もしくは投機が目的で売却益を狙うためのものもあるかもしれませんが、不動産価格が下落傾向にある現在ではそうしたケースはそれほど多くないでしょう。

いずれにしても不動産を売却するときにはまずはその物件が現在の相場でいくらくらいの価格になるかという「価格査定」を受けることになります。

価格査定はそこではっきりいくらで売るかということを確定するものではなくあくまでもいくらくらいなら売れる可能性があるかということを判断する材料になるものです。

不動産会社に連絡をすることで建物や土地の現況を調査して適切な価格の算定をしてもらえるのでまずはどこか信頼できる業者を探すということが必要になります。

査定などによってだいたいの売却価格が決まったら、本格的に売却のための営業活動をしてもらえるように「媒介契約」を提携します。

この「媒介契約」をきちんと不動産取扱い業者と締結をしないと販売のための広告や希望者への紹介をすることができません。

売却までの一連の流れをつかむ

不動産物件の売却は購入をするときよりもかなり多くの手順がかかります。

というのも購入をする場合には自分が希望する物件の情報を集めて比較検討をしていけば自然と欲しいものが決まるのに対し、売却の場合にはその物件を買ってもらえるようにするためにはどういった広告や紹介をすればよいかといった手間がかかるためです。

よほど一等地にあって魅力的な設備がある物件ということならばすぐに買い手がついてくれるかもしれませんが、中古の住宅などでは現在買い手がつきにくい状態となっているので媒介をお願いする不動産会社をどう選ぶかということもまた売却を成功させるための重要な要因になってきます。

全体の流れとしては不動産会社への「相談・査定」「媒介契約の締結」「購入希望者を募る営業」「売買についての交渉」「売買契約」「引き渡しのための条件整理」「引き渡し」といった順番になります。

不動産会社への媒介契約をするときには、国土交通省が2003年7月に各会社に出した通達である「媒介契約締結前の事前説明」を受けることになっています。

これはこれから不動産の売買取引をしようとする人に対して、どういった流れで行われるかということをきちんと書面で説明をするというものです。

ただしこれはあくまでも通達というレベルであるため全ての不動産会社が丁寧に行っているというわけではありません。

とはいえやはりきちんとした営業活動を行っている不動産会社ならそのあたりの説明はきちんとしてくれるはずですので、契約をする会社選びの一つの基準となります。

スムーズに売却できるかは不動産会社の営業力次第

不動産の売却がうまくいくかどうかの決め手はなんといっても媒介を依頼する不動産会社の営業力です。

今は広告を出しただけですぐにみんなが欲しがってくれるという時代ではありませんから、どういった物件として売りだせばより早く購入者が現れるかという戦略が必要になってきます。

場合によってはリフォームやリノベーションをすることによって買い手がつくといった本格的な売り出しが必要になることもあります。

またその不動産会社が常によい顧客を持っており、適切な提案ができているかということも売却の成功に関わってきます。

場合によっては自分が売りたい価格では売却ができないというようなアドバイスを受けてしまうこともありますので、売り主はいかに上手に不動産会社を選びそこで二人三脚で売却ができる協力体制を作ることができるかということが何よりも重要だと言えます。